地方移住はクルマが無くても意外と自転車で行動できる

交通手段

クルマの免許は持ってない、免許は持っているけどペーパーなので運転に自信が無い。地方移住をしたいけど移動手段はどうすればいいのだろう?と悩んでいる方にはズバリ自転車をおすすめします。希望のライフスタイルにもよりますが、東京のようなビッグ・シティでは無いので日常の買い物などであればクルマが無くても意外と自転車でことは足ります。沢山種類はありますが今回はロードレーサー・タイプと電動アシスト・タイプについてご紹介したいと思います。

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気分はツール・ド・フランスなロードレーサー

モデルによっては数十万円の価格で販売されていますが、そこまで高価でなくてもタイヤがチューブラー・タイヤであればしなやかで軽い走りを体験できます。タイヤとリム(ホイール)の構造が一般的な自転車のタイヤであるクリンチャー・タイヤとは全く異なります。空気が入るチューブをタイヤで包み込んで糸で縫って一体化しドーナツのようになったタイヤをリムに専用の両面テープでズレないように止めて7-8BARぐらいと高い空気圧で固定しています。このタイヤの最大のメリットは重量です。構造上タイヤをとても軽く作ることができ、リムもビートというタイヤの中にあるワイヤーが無いのでシンプルに軽く作ることができます。さらに高価ですがカーボン製のリムもありますが、細いタイヤにカーボンの黒いリムは文句なしにカッコイイ!!

直接路面と接するタイヤは自転車のパーツの中でも重要ですが、回転部分のタイヤとリムが軽く作れて細いタイヤで転がり抵抗も少ないチューブラー・タイヤは高い走行性能を持っています。乗ったことがある人しかこれは判らないと思いますが速いスピードで驚くほどラクに走ることができます。メチャ爽快で気分はまさにツール・ド・フランス!!慣れれば20キロ程度の距離であれば移動に全く問題無いですよ。
欠点と言えばパンクした時に外出先ではタイヤごと入れ替えるのが現実的なのでスペアタイヤを持ち運びすることになります。家で交換の練習をしておかないと初めてではまずできない作業だと思います。通常のクリンチャータイプでもタイヤレバーとかないとチューブの交換もできないので慣れればチューブラーの方が簡単ですので、それほど大きなデメリットでは無いと思います。タイヤの構造上チューブラーの方がパンクはしにくいです。また、扱っている店が少ない、扱える人が専門店でないと難しいことがデメリットでしょうか?
ハイプレッシャーの空気圧なのでチューブのゴムの種類(ラテックスチューブ)によっては頻繁に空気を入れなければならないのが面倒ですが走行性能を考えれば我慢できる儀式だとも思います。車体重量も10キロ以下でとにかく速く快適に移動するならロードレーサーがおすすめです。

サンダル代わりの電動アシストでスイスイ走る

平地であれば好きなタイプの自転車を選べばいいと思いますが場所によっては坂道が多いところもあると思います。その場合は多少金額は高くても電動アシスト自転車を選ばないと後できっと後悔します。今まで体験したことが無い方はぜひ試乗できる自転車屋さんで一度乗ってみてください。ペダルを踏み込んだ後にグンとくるアシストには驚きますよ!!平地ではアリガタミも半減しますが登り坂はとってもラクちんですよ。
高齢になってくるとどうしても体力・筋力が衰えてきますので通常の自転車では上り坂でフラフラしてしまい危険な乗り物となります。なぜなら自転車はペダルを常に踏んでタイヤを回転させないと安定しない乗り物だからです。高齢者にとってもこの電動アシスト・タイプは通常の自転車より安全です。

また、保育園・幼稚園などにお子様を送り迎えする子育て中のママ達にも強い味方となります。場所によってはクルマより便利な場合もありますが食料品の買い物や子供を乗せて走行すると意外と重量があり大きな負担となりますよね。そんな場合も電動アシスト自転車であればスイスイ走れます。沢山の種類が販売されていますがポイントとしては身長が低めであれば20インチのタイプをおすすめします。万が一の場合もすぐに足が着くほうが安心ですし、26インチと比較すると低重心になるので安定感があります。また、お子様を乗せたり降ろしたりする場合も20インチの方が低いのでラクです。
電動アシスト自転車で面倒なのがバッテリーの充電です。バッテリーが無くなれば通常のママチャリよりとても重たいただの自転車と化します。16.0Ahが主流ですが最近は20.0Ahタイプが登場していますので充電の手間が少なくなりストレスも軽減されます。おすすめは安い買い物では無いですがパナソニックのギュット・アニーズ・EX、ギュット・ミニ・EXでしょう。どちらもカタログデータではパワーモードで60キロ走行できますので大抵の用事であれば1週間ぐらいは充電せずに走行可能です。駐輪時のスタンドのかけやすい「もっと!かろやかスタンド2」や、ハンドルも同時に固定されるて転倒しにくくなる「スタピタ2」機能などかゆい所にも手が届いてます。

首都圏のみのサービスですが子乗せ用の電動自転車を検討中のご家庭にはとっても便利なレンタルサービスがありますよ。MBR(Mom’s Bike Rental)ではお子様の成長に合わせて前乗せから後乗せへ、2人用から3人用などへ途中でも自由に変更可能。最新式の高性能自転車YAMAHA PASシリーズを購入するより安く利用できます。またレンタル中はバッテリーなどの消耗品も無料で交換してもらえます。しかも意外と大きな子乗せ用の電動自転車はお子様が成長した後の処分に困りますがそんな心配も不要です。

自転車の交通事故には用心してください

万が一加害者になってしまった場合に備えて自転車保険には必ず加入しましょう。事故は起こそうとして発生することでは無いですが、相手が意識不明などになってしまった場合は相当高額な賠償金が請求される場合があります。ストレスフリーの地方移住のつもりがストレスだらけにならないためには自転車保険への加入を是非おすすめします。また、雨天などでスリップして転んだ場合や自動車と接触する可能性もあります。
自分が既に加入している「医療保険」「個人賠償責任保険」などありましたら補償の条件や金額を調べて不足な部分があったら、それをカバーできる自転車保険に加入しておきましょう。最近は地方自治体レベルで義務化の動きもありますので移住を検討している地域の条例なども確認しておきましょう。また、日本は外国と比較して犯罪発生率は低いですが高価なロードレーサーであれば盗難保険も考えたほうがいいかも知れません。

とっても便利な自転車ですが片手運転やスマホを見ながらの運転はとても危険です。街灯も無く暗い田舎道での無灯火での運転などはとっても危険です。自転車といえども法律上は軽車両ですので飲酒運転はダメですよ。マナーやルールを守ってストレスフリーな地方移住を楽しみましょう。健康維持にもなりますし徒歩と自転車でエコにゆるく地方移住を楽しみましょう。

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