自動車を所有すると何かとコストがかかりますが地域によってはクルマが無ければ生活に支障をきたす場合もありますよね。かかるコストを少しでも軽減させるためにはやはり軽自動車がベストなチョイスだと思います。軽自動車は税金だけでなく消耗品なども含めて普通車より維持費が安いのです。また金銭的なメリット以外では車体のコンパクトさで田舎の狭い山道のすれ違いなどでも楽々こなせます。最近の軽自動車はどんどん進化していますので普通に移動手段や荷物の運搬として利用するのであれば十分な性能であると思います。
車両の購入代金は貯金されたり、ローンを使ったりして用意されると思いますが、実際にクルマを使うとなると車両代以外に使えば使うほどガソリン代は掛かるし、タイヤやブレーキパッドも減るのでやがて交換が必要となります。寒冷地であればスタッドレスタイヤの準備も必要ですよね。また、あまり乗らなくても税金は納付しなければなりません。
税金が安い
ナンバープレートが付いている限り毎年発生する普通車の自動車税にあたる軽自動車税ですが普通車は最も安い1000cc以下の車両でも税額は29,500円です。
軽自動車は2015年4月から増税されましたが以下のような金額です。
2015年3月31日までに登録された車両(現時点ではこの車両が最も多いです)
自家用・乗用タイプで7,200円(5ナンバー)
自家用・貨物タイプで4,000円(4ナンバー)
2015年4月1日以降に登録された車両
自家用・乗用タイプで10,800円(5ナンバー)
自家用・貨物タイプで5,000円(4ナンバー)
車齢が13年を超える場合
自家用・乗用タイプで12,900円(5ナンバー)
自家用・貨物タイプで6,000円(4ナンバー)
環境への影響を考慮して古い車両を新しい車両に買い替えることを促す目的の為に今までと比較すると随分高いように思いますがそれでも普通車の半額以下ですよね。
また、車検の時に納付する重量税も普通車と比較してお得です。税金では無いですが同じく自賠責保険料も若干ですがお得になってます。
部品代が安い
消耗品であるタイヤやバッテリー、ブレーキパッドもサイズが小さいので安いですし、細かいことですがオイル交換もエンジンが小さいので当然使用するオイルの量が少ないので安いです。軽自動車に限ることでは無いですが、地方では都心部より信号が少ないので比較的一定のスピードで走行できタイヤ、ブレーキに関する負担は少ないと思います。タイヤ、ブレーキの消耗はStop and Goの回数に影響されます。
また軽自動車ならではのメンテナンスのポイントは別ページに書きましたので合わせてお読みください。軽自動車のメンテナンスポイント
任意保険も少しだけ安い
自賠責保険と同様で大きな差では無いですが軽自動車の保険料が同条件であれば若干安いです。
高速代も安い
地方ではあまり利用しないですが高速代も普通車の8割り程度の金額なのでお得です。
すぐに思いつくだけでも、これだけの項目で年間のランニングコストは随分差がつくと思います。また、こちらは別な機会に書きますが、中古車下取り価格の下落率は普通車と比較して少ないのでタイミング次第ではかなりお得に乗り換えることができますよ。