地方移住にクルマは必要か

交通手段

首都圏の移動手段は鉄道がメイン、地方都市はやはりクルマ社会というイメージを持たれている方が多いと思います。豊かな自然の中での田舎暮らしの場合は選択肢が無いですが、地方都市なら札幌、仙台、福岡であれば地下鉄があります。また、札幌、函館、富山、岡山、広島、高知、長崎、熊本などは路面電車が走っているので、その沿線で住居を探せばクルマを所有しなくても生活に不便はありません。必要な時にはレンタカーという手段もあります。

移住する目的によっても異なりますが、どこかに通勤することが前提で田舎暮らしを決意される方はいらっしゃらないと思います。バスを利用するのかマイカーを所有するのかという選択は時間の使い方について何を重視するのかによって決定すると思います。

つまり、思い立った時に自由に移動でき、自ら運転し移動時間を短縮したいのか、時間は掛かるがバスの車内で本を読んだり・タブレットなどで調べごとをしたり、メールの返事を書いたりの時間に充てたいのか。私は、単純な移動手段としてクルマを運転するぐらいなら家でゴロゴロしているほうが有効な時間の使い方だと思っています。当たり前ですが、自ら運転するのであれば運転中は他のことは何もできないので。

ただし、まだ子供が小さいファミリーは公共交通機関よりクルマの移動が便利ですよね。また、道具などが多いアウトドア・スポーツが好きなあなたはクルマに魅力を感じますよね。

首都圏の高額な駐車場代で自家用車の保有を諦めていたあなたには朗報です。家賃が圧倒的に安いということは当然駐車場も安いです。地方都市の中心部から少し外れれば自家用車を所有することのハードルはかなり低いです。

首都圏では連休になると各高速道路は凄まじい渋滞ですよね。トイレに行きたくてもサービスエリアの駐車場に停めるのも一苦労ですよね。大和トンネルを先頭に35キロ、高坂SAを先頭に45キロとかストレス解消に行ってストレス作って帰ってくる始末ですが、地方都市では一時間も走れば、釣、サーフィン、ゴルフ、ダイビングなど地域によって様々でしょうが、遊び場は一杯ありますよ。雪国なら冬にはスノボも楽しめるでしょう。

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何といっても最強のパーソナルな移動手段は軽自動車です

確かに時速100キロ以上で高速道路を巡航するのであれば別でしょうが地方では高速道路は滅多に使用しませんね。なぜなら渋滞しても首都圏と比較すると知れてますので、わざわざ料金を支払って高速を走る人はあまりいません。軽自動車の信者ではありませんが、国道や県道を走るだけですから維持費が安い軽自動車はとっても魅力的ですが、首都圏には黄色いナンバープレートだけで敬遠している方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?運転したことありますか?食わず嫌いではないですか?まさに日常の足としては十分な機能を持っている軽自動車は地方生活にはおすすめします。

軽自動車のお得度についてはこちらをお読み下さい。

軽自動車の維持費
自動車を所有すると何かとコストがかかりますが地域によってはクルマが無ければ生活に支障をきたす場合もありますよね。かかるコストを少しでも軽減させるためにはやはり軽自動車がベストなチョイスだと思います。軽自動車は税金だけでなく消耗品なども含めて...

乗らず嫌いは損ですよ!!

とにかく動けばいいから安く手に入れたいと考えている方はこちらをお読み下さい。

割り切るならクルマは軽自動車のバンがおすすめ
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軽自動車とは日本独自の規格の自動車でまさに「ガラ軽」

排気量は660cc以下、全長3.3m以下、全幅1.4m以下、全高2.0m以下で乗車定員は最大で4名という規格で作らなければならず、道路運送車両法という法律で定められています。

農作業やモトクロスなど泥で汚れた荷物を積むあなたには軽トラ、オフロード好きならジムニーなぞは小回りが効きランクルより日本の山にはピッタリ、ファミリーならワンボックスタイプと用途に合わせてボディのタイプは様々です。実際に乗ってみるとホンダのNBOXは思ったより広いです。メジャーで測ったわけではないですがヴィッツよりも広いと感じました。オープンカーのホンダS660やダイハツ・コペンなぞまさに大人の最高のオモチャではないかと思います。個人的にはスズキのアルト・ワークスもいいクルマだと思います。軽自動車のキャンピングカーも最近注目されているようです。もちろん多くの車種で4WDタイプもありますので雪道でも安心。また、最近は軽トラでもオートマはありますので限定免許の方でも乗れますよ。

居住地を決める時にはあなたのライフスタイル・目的に合っている場所かよく考えてきめましょう。地方都市でも中心部であれば車が無くても不便は感じないですし、考え方によっては田舎暮らしでもバスで生活はできます。

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