私はフットワークだけはバカみたいに軽く、元々「引越し」も好きだったので地方移住を考えてから約1ヵ月で移住してしまいましたが、中には検討はしていてもそんな簡単には決められないと思う方が大半だと思います。
「都会の便利さより大切なこと」ってなんだよ?
「地方移住のメリット」は何?
「不便な地方へわざわざ移住する意味」が全く判らない?
これを突き詰めると人生に対する考え方や価値観や哲学の話になってしまって、私の意見に不快な気持ちを抱く方もいらっしゃると思いますが勝手に書いちゃいます。都会でも快適にストレス無く通勤している人もいると思いますが、少なくとも地方では満員電車に乗ってストレスを感じながら通勤することはありません。「病は気から」という言葉がありますが本当だど思いますよ。通勤ストレスで精神的に病むことは地方に住んだら無くなり、のびのびと暮らすことができると思いますよ。
だけど、いざ移住を決断するには普通いろいろと悩みますよね。そりゃそうですよね。
一人暮らしやUターンなら別ですが、まず配偶者、「奥さま」の説得が最も高いハードルだと思います。
一般論ですが男性は夢やロマンを追いかけて生きていけますが、社会人である女性は現実的でシビアだと言われています。ある程度は当たっていると思います。
「最近ずっと考えていたけど、会社辞めて○○村で暮らさないか?」と突然言って「私も実は都会に疲れて地方で暮らしたいと思っていたの」なんて返ってくることはまず無いと思いますよ。「何を急に夢みたいな事を言っているの?私は絶対に嫌よ」なんて言われてしまったら、次にこの話題を出すのがかなり困難になってしまいますよね。では一体どうします?
プレゼン前のように準備は周到に
夫婦円満のためにも姑息な作戦ではありますが間接的に少しずつアピールして、タイミングを見極めて夫婦の会話の話題に徐々に取り入れていくことをおすすめします。地方暮らしのメリットを何点か伝えて一つでも興味を持ってくれたら丁寧に説得していきましょう。
さらに以下のような点にはトップセールスマンのように素早く切り返し、プチ移住や下見の旅行まで提案できればあと一息ではないでしょうか?デメリットや欠点は反対側から見ればメリットや長所となります。
一例ですが、奥さまの状況に合わせて各ご家庭でアレンジして少しずつ興味を持ってもらうように努力してみたらいかがでしょうか?少しずつアピールするネタとして私のおすすめの本をご紹介します。
地方移住や田舎暮らしの雑誌
ソトコト
1999年に創刊してスローライフを提唱している月刊誌ですが、ロハスやエコだけでなく地方移住に関しても度々特集を組んでいて参考になります。
田舎暮らしの本
1987年にムックとして創刊してこのジャンルでは最古参の月刊誌です。どちらかと言えばリアルな田舎への移住を希望している方におすすめの雑誌です。
TURNS
2012年に季刊誌として創刊された後発組ですが現在は偶数月に出版されています。地方での仕事に関するテーマを取り上げることも多く本気で地方移住を考えている方にはヒントとなる特集や情報があると思います。
地方移住に関する書籍
地方移住の前に読んでおくとためになる本を順不同で私が勝手に選びました。直接的には移住と関係ない本もありますがご了承ください。
移住女子
移住女子なら文句なしに最初に読まれたらいいと思いますが、もちろん男性が読んでも感動します。女性ならではの視点で地方移住のメリット、問題点を様々な角度からとらえて書かれてます。移住に興味が無い女子でもプライドって何だろう?働き方について考えさせられる一冊です。
0円で空き家をもらって東京脱出!
縁もゆかりもない瀬戸内海を望む広島は尾道に移住されたマンガ家の「つるけんたろう」さんが、東京は国立市から脱出した経緯から苦労話をマンガで紹介されています。私が移住したノリに近くてとっても共感できました。お金を消費することに楽しさを見つけるタイプの方には「ムリ無理」と感じると思いますが・・・私は適当にゆるく、楽しく生きるタイプなので純粋に「楽しそう」と思いましたよ。古民家再生タイプの移住を検討している方は読まれてみると参考になると思いますよ。
週末移住からはじめよう 田舎に小さな家をもつ2拠点ライフ
東京と八ヶ岳を題材として書かれていますが他のエリアでも参考になる移住方法だと思います。完全移住が難しい場合は、こちらの本ですすめている二段階移住もありだと思います。
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