まずは賃貸でリスクを取らずに地方移住してみよう

住む・暮らす

購入派にしろ賃貸派にしろ都心部の住宅相場は私のような庶民にとっては高すぎると思いますね。相場ですから需要と供給により価格は形成されるので需要が多いということなのでしょうね。しかし、地方と比較して収入が多くても可処分所得はどれぐらい多いでしょうか?生活コストを引いて自由に使えるお金が変わらないのであれば一体なんの為に働いているのか判らないですよね。ローンや家賃を払うために様々なことを犠牲にしてこの先もストレスを抱えて都会で生活していくのか?

こんな疑問を持たれたら地方移住を検討することをおすすめします。経済的なゆとりができればそれは精神的なもゆとりにも繋がりストレスフリーで毎日を楽しむことができますよ。

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家賃が安い

地方都市と比較して三大都市圏の特徴の一つは同条件であれば高収入を得ることができますが住居費が高いということです。単純な比較は出来ないですが同額程度を家賃に充てれるならばもっと広い部屋であったり、その地方都市の中心部に部屋を借りることができます。
広さや中心部からの距離が同じ程度であれば家賃は約2/3程度ですみます。例えば、その都市の繁華街まで歩いて15分の場所に住み深夜まで遊んでもタクシーで気軽に帰れる生活も十分可能です。三大都市圏に住んでいても最寄駅まで徒歩で15分かかる方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。逆に地方であれば中心部を外せは一戸建ても驚くほど安く借りることができます。

賃貸生活でストレスフリー

賃貸であれば給湯器など設備の故障があっても管理会社に連絡すれば過失が無い限りは無償で修理してくれますが、自己保有ですと当然自分で業者さんを手配して自分の費用で修理しなければなりません。また、新築マンションでも15年も経てば大規模改修しなければならないですが修繕積立金が不足する場合は悲惨なことになりますよ。住民の総会で決議されますが間違いなく修繕積立金が上がります。ローンで購入されている場合はこれが結構きついですよ。一戸建てでも外壁や屋根の防水工事、シロアリの駆除や各種シーリング材の打ち直しなどメンテナンスコストは所有している限りかかり続けます。

考え方を少し変えてみれば地方移住で家賃という大きなボリュームを占める固定費が下がれば、経済面で精神的にかなり大きなゆとりが持てますよ。市町村によっては様々な行政の支援もあります。また今すぐ実行しなくても、あなたのイメージに合う地方都市の家賃相場を賃貸情報サイトなどで確認しましょう。きっと今すぐ移住してみたくなる物件があると思います。

自然災害リスクを避ける

日本はテロや政治的リスクは少ないと思いますが残念ながら自然災害に対しては世界から見るとリスクがかなり高い部類に入ります。むやみに不安をあおるわけではないですが、台風・豪雨・洪水・土砂災害・地震・津波・火山災害などが発生しやすい国であるということは認識されて住居を選んだほうがいいと思います。

被災された方には心よりお見舞い申し上げますが、想定外の災害は必ず起きます。災害以外でも、明日、何が原因となり人生という旅にいつ行き詰まるかは誰にも判りません。では予想できないことに対してどうやって事前に備えればいいのでしょうか?

答えはシンプルにリスクは取らないことです。

賃貸なら引越しすればいいですが購入した場合は資産価値の減価を考えたら私はとても大きなリスクだと考えています。ローンで購入した場合は人生が狂ってしまう可能性もあります。また災害では無いですが以下のような場合も賃貸なら気軽に引っ越しできますよね。

・家族構成が変化して手狭になった(手広くなった)
・仕事が変わったので通勤に遠くなった
・隣に変な人が引っ越してきた
・自分の思ったような地域では無かった
・やっぱり地方には住めない

地方移住というテーマから少しズレますが、日本では不動産を所有することを考えるよりもレンタルで利用することを重視したほうがリスクは少ないと思われます。普通の生活をしている人であれば不動産はおそらく最も高額な資産であり、あえて一か所にまとめて大きなリスクにさらす必要は無いのではないでしょうか?これも精神的に大きなゆとりを持てる一つの方法だと思います。

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