引越し費用節約6つのポイント

住む・暮らす

移住先が決まったらいよいよ引越し業者の手配ですがその前に節約ポイントについていくつかご紹介します。窓のサイズや枚数が変わるのでカーテンは新しく購入する必要がありますし、家具の買い替えなどその他知らぬ間に出費は増える一方なので少しでも引越し会社への支払いは抑えて地方移住を気持ちよくスタートしましょう。

見積もりの中で変動しようが無い部分は基礎運賃です。この運賃とは一つは移動距離又は移動時間、もう一つは荷物の量によって決まるトラックのサイズで算出されます。移動距離は移住先が決まった時点で算出できて動かしようが無いですが、トラックのサイズは荷物を減らすことで節約できます。また、引越し日を業者さんの都合に合わせることによってさらに節約できる場合があります。地方移住の場合は移動距離が1,000キロを超える場合もザラですのでここは重要なポイントとなります。

同一市内での引越しであればクルマを持っていれば少しずつ自分で運ぶこともできますが、地方移住は一回で全て完結する必要がありますので、計画的に準備して無駄がないようにすることも節約のポイントとなります。何かを忘れて戻る必要があった場合には飛行機の往復で一人5万円ぐらいはすぐに吹っ飛んでしまいます。また、友人・知人の手伝いも積込みだけで搬入は無理だと思いますので現実的な節約方法にはなりません。市内の引越しと同様の考え方は通用しません。

自分達だけで本当に出来ないのか?この点を良く考え工夫することが必要です。

人に何か頼む=お金がかかります

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とにかく荷物を減らすこと

基礎運賃は距離と荷物の量で決まります。距離は変えることはできないので荷物を減らしてワンサイズ下のトラックを手配してもらうようにすることが何より重要ですので不用品は処分しましょう。節約するためには段ボールの箱詰めは当然自分達で作業しますが、思ったより時間がかかります。早めに段ボールを集めて季節性のある物、あまり使わない物から順番に梱包しましょう。
引越し前の準備については、こちらも合わせてお読み下さい。


自分達で運ぶ荷物、引越し会社に依頼する荷物、処分する荷物の3つが明確に伝えられる段階で見積もりをしてもらいましょう。ここが不明瞭だと営業さんが見積もりに来た時に正確に算出できないので高めに(多めに)見積もりをします。この時点である程度の数の段ボールができていることが理想的です。

移住先で家具や大型電化製品を購入する予定の方、地方都市の家具付きマンションに引っ越す予定の方、お一人の方などは荷物は段ボールと家具・家電が少々だと思います。1BOXカーで長距離の運転に自信があればレンタカーを借りて自分で走るのが最も安いと思います。事前に予約をしておけばレンタカー会社から台車も貸してもらえます。私たちは引っ越し業者に依頼する荷物と自走で運ぶ荷物に別けて節約しました。
長距離運転に自信が無い場合は危ないので迷わず宅急便などで送ってしまいましょう。関東から北海道で140サイズ(箱の3辺・縦+横+高さの合計が140センチ以内で20キロまで)で通常料金は2,052円ですので10箱なら約2万円です。自宅まで集荷に来ていただけ移住先も日時指定で受け取れるので割れ物の梱包に注意すれば楽で便利だと思います。

レンタカーの乗り捨てについてですが本州から北海道、またはその逆については利用できませんので注意が必要です。解決策としては本州から北海道へ移住する場合の一例ですが仙台港から苫小牧港までカーフェリーで渡り、作業終了後に面倒ですが苫小牧港から仙台港までカーフェリーで戻り、レンタカーを仙台空港営業所にて乗り捨てにして飛行機にて新千歳に戻ることをお勧めします。
こちらの記事も参考にしてみてください。
https://coolalpha2000.com/residence/39/

自家用車を所有していて移住先でも使用する場合は節約するなら当然自走ですが、長距離運転に自信が無い場合はオプションで引越し会社に輸送を依頼するか直接陸送会社に依頼することになります。移住先のライフスタイルによっては必需品ですがクルマが無くても地方都市なら生活できます。家具ではありませんがクルマも一旦、買取業者などに売ってしまうという選択もあると思います。引越しに利用して現地で売却する方法もありと思います。

急ぎでないなら閑散期を狙う

引越し料金は需給により時期によってかなり変動します。閑散期と繁忙期では約1.5倍ぐらい異なりますので、どうしても2・3・4月、8・9月に引っ越しする必要が無いのであればこの時期は避けたほうが絶対にお得な引っ越しができます。

引越し日は柔軟に

ある程度の範囲でスケジュールに余裕があるのであれば、見積もり時点のもう一押しのタイミングでズバリ営業さんに安い日は無いのか聞いてみると「○日の午後なら値引きできますよ」と言って貰える場合があります。キャンセルなど何らかの理由でトラックや作業員の方が余っている時もあるようです。事実、私はこの方法で最後に○万円更に値引きしていただきました。その時の余談ですが積込み作業がほぼ終わりゴミを捨てに1階へ降りて目を疑いました。夫婦二人暮らしで荷物の量は平均より少ないと思いますがなんと我が家の荷物は10トン車に積込みされていました。荷室の中を覗くと恥ずかしいほどスカスカでした。どうやら空荷で帰る予定のトラックを営業さんが上手く見つけていただいたようです。正規料金だと10トン車だといくらでしょうね。

オプションサービスは最低限に

ドラム式の乾燥機付き洗濯機の設置、エアコンの取外し・取付け、不用品の処理、退去後のクリーニングなどは必要最低限を依頼して、ここでも自分達でできることは自分で作業することが節約のポイントです。

大型家具の梱包

愛着がある家具については移動中に破損することが無いようにシッカリと梱包してもらい運んでいただくのですが、余分な作業は当然ながら追加料金が発生します。本当に移住先で必要か再度考えてみてください。移住先で購入したほうがいいと思われる場合もあります。また長距離の移動となるので運送中の事故などによる破損による責任の所在・保険については事前に納得いくまで確認をお勧めします。

物件による追加料金

地方都市でマンションを選ぶ時にエレベータが無い物件だと追加料金が発生する場合があります。特に戸建の場合は建物に面している道路が狭く大型のトラックが近くまで近づけない場合には「横持ち(よこもち)」料金が発生する場合があるので物件選びの時に注意しましょう。

以上が引越し代の節約ポイントの流れですが、同じ荷物量、同じ作業量でも引越し会社によって料金が異なる場合があるので最低でも三社ぐらいから相見積もりを取ってサービス内容の比較、料金の比較をしましょう。

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