地方移住は起業・開業のチャンス

稼ぐ・遊ぶ

今までカフェやベーカリーなど飲食店で経験を積まれていたり、雑貨やアパレルなどのショップで仕入れや販売の経験を積んできた方、美容師・理容師の方などいつかは独立して自分の店を出したいと考えている人も大勢いらっしゃるのではないでしょうか?また、様々なアイデアをお持ちで起業しようと思っている方は地方にはチャンスがあります。

なぜなら住居の家賃は三大都市圏と比較して安いですが、テナントや事務所・倉庫・作業場などの家賃も当然安くなりますので諦めていた出店もアイデア次第で地方移住なら十分可能となります。

地方都市では駅近くでも商店街に空き物件があったり、ベンチャー企業の誘致に対して補助金を支給したり、設備の貸与があったり、セミナー、相談会などが開催されています。

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地方自治体のサポートを活用

中小企業庁・中小企業支援センターのウェブサイトには各都道府県別に支援センターのリンク先が掲載されていますので検討されているエリアに自分の活動に有益な情報があるか覗いてみてはいかがでしょうか?地域の活性化のため地元の様々な観光資源、農林水産資源などを生かしたリソース活用に対しては積極的にサポートしています。

中小企業庁のサイトはこちら

中小企業庁:都道府県等中小企業支援センター

いきなり独立は不安

地方都市なら別ですが田舎町だとアルバイトで経験を積んでから独立しようと考えても思うように仕事が見つからない場合があります。いきなり新規事業を始めるのが不安な場合は「地域おこしプロジェクト」に参加してある程度の経験を積んでからの独立という方法もあると思います。たいていは2年なり3年の任期ですがその間は収入が安定していますので、終了後に定住して事業が続けられるかじっくり考えてください。受入側の自治体の意識についてはかなり差があるようなので先輩隊員から生の情報が得られるのであれば是非、事前に情報を収集して自分なりに分析して外れを引かないようにしてください。ホームページなどで積極的に活動内容を報告しているような自治体がオープンでいいかも知れません。
ただし、何十年もかかって過疎化した地域が「地域おこし協力隊」の活動だけで目に見えるような変化がすぐに現れるのかは疑問に思います。

地域おこしの活動についてはこちらもお読みください

地域おこしプロジェクト
3年以上住めたら成功したことになりますか? 1年以内に撤退したら失敗したことになりますか? 何らかのきっかけがあって移住することを考え始めると思いますが何を持って成功、どこからが失敗という明確な線引きは無いと思います。 時間の長短は関係...

移動販売車やキッチンカーでリスクを抑えて起業する

地方移住で最強の足となる軽自動車の意外な使い方として移動販売車やキッチンカーなどと呼ばれる調理設備などを取り付けて改造された軽トラがあります。イベント会場やモールの駐車場などで見かけたことがあると思いますが、クレープや軽食などをクルマの前にイスやテーブルを並べて販売しているお店です。今まで飲食店での経験があり独立・起業を考えている場合は検討をおすすめします。いくら家賃が安い地方とは言えテナントを借りて開店してから出店場所に失敗したと思ってもリカバリーに相当な期間と費用が発生してしまいます。

移動販売・キッチンカーに興味がある方はこちらもお読みください

2台目の軽自動車は軽トラで決まり
田舎暮らしや農業などを目指している場合は何と言っても軽トラが1台無いと不便です。泥にまみれた道具や1BOXの軽では積めない小型トラクターや道具、収穫物などを何も気にせず積むにはトラックが必要ですが、田舎や山道は道が狭いので軽自動車が最強です...

新しい土地で新しい仕事を立ち上げるには大変な苦労があると思いますが、便利さと引き換えに高い生活コストの為に仕事をするだけの生活、駅員が車内に押し込まないとドアが閉まらいほど満員の電車でストレスを毎日溜め込む生活から空いた時間に雄大な自然と触れ合ったり、趣味に興じたり、伸び伸びと子供を育てたりと人生を楽しむ生活に目を向けてみたらどうでしょうか?

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