地方空港からラクラク海外へ遊びに行こう

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日本には定期便が運航されている飛行場は以下のように85の空港があるようです。狭い国土ですが思ったより多いと思いませんか?中には限られた国へのフライトのみという空港もありますが、27の空港からは国際線も運行されているようです。成田や羽田・関空・セントレアまで行かなくても地方から気軽に海外旅行が楽しめそうですね。

地方移住と海外移住のダブル移住生活も工夫をすれば、アジア圏の物価が安いエリアなら実現できるかも知れないですね。

離島も含めてとなりますが国内線のみを運行している空港は58ヶ所あるようです。あなたの職業によっては航空機の利用も考慮して移住地を選択する場合に参考にしてください。

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日本を代表する4つの空港

●東京国際空港(羽田空港) 東京及び日本の玄関口。世界でも旅客数はトップ5に入る日本最大の空港。

●成田国際空港(成田空港) 航空貨物の取り扱い量はは国内1位の空港で日本の空の玄関口の一つである。LCC専用の第3ターミナルが2015年4月8日にオープンし羽田空港に対する競争力を高めようとしているが都心部まで50キロ程度ありアクセスに難あり。

●中部国際空港(セントレア) 2005年に伊勢湾の人工島に開港された中部地方の空の玄関口。名古屋鉄道(通称名鉄)の特急ミュースカイを利用すれば名古屋駅から28分。対岸の中部臨空都市には2013年にはコストコ、2015年にはイオンモールと大型商業施設もオープンし新たな街づくりも注目されている。

●関西国際空港(関西空港) 1994年に開港した大阪湾の人工島につくられた関西を代表する海上空港。騒音の影響が少ないので旅客・貨物ともに24時間運用されている。JR新大阪駅・大阪駅からは特急で約60分だが特急料金が必要となる。同じ特急でも南海鉄道のラピート号はなんばで乗り換えが必要ですがお得です。LCCなどの深夜便を利用する場合はリムジンバスが便利と思われます。

関空からはハワイについにLCCが就航しました。詳細は下記をお読みください。

ついにハワイ便にLCC参入・片道12,900円から
ハワイと言えば一度は行ってみたい海外リゾート地ですが、ついに日本からハワイへのLCC第1号は来ましたねエアアジアX。2月10日に大阪は難波での記者会見で発表されました就航記念のキャンペーン価格ですが関空からホノルルまで片道12,900円から...

国際線も運行している地方空港

北海道地方

●新千歳空港 【主な行先】ロシア(ユジノサハリンスク)、韓国(釜山、ソウル、大邱)、中国(北京、天津、上海、香港)、台湾(台北、高雄)、グアム、ハワイ(ホノルル)、タイ(バンコク)、マレーシア(クアラルンプール)、シンガポール
日本国内では羽田、成田、福岡についで利用者数第4位であり北海道の空の玄関口。新千歳空港駅はターミナルビル地下1階にあるため外気にあたること無く札幌駅までJRの快速に乗車し37分で到着できます。札幌市内からバスでの移動は雪が無くても時間帯によっては90分程度かかりますので余裕を持って乗車されることをお勧めします。また、冬期は車で向う場合は空港にようやく辿り着いても駐車場に車を停めるまで大幅に時間がかかることもあります。ドカ雪による滑走路閉鎖で欠航するリスクは常にありますのでご注意ください。

●函館空港 【主な行先】台湾(台北)、中国(天津、西安、杭州)、韓国(ソウル)
北海道では利用者数2番目の規模で、道南の中心地である函館市内までは約9キロ・バスで約20分。

●旭川空港 【主な行先】中国(上海)、韓国(ソウル)
北海道第2の都市旭川市の中心部から約16キロ・バスで約35分。旭川市による除雪体制が充実していて新千歳空港と比較して大雪での閉鎖は少ない。

東北地方

●青森空港 【主な行先】韓国(ソウル)
青森市の中心部から約10キロ・バスで約35分。本州最北端の空港であるが東北新幹線の開通により利用者数は減少傾向。

●仙台国際空港 【主な行先】グアム、韓国(ソウル)、中国(上海、北京)、台湾(台北)
東北地方最大の都市で人口約108万人が暮らす仙台の中心部であるJR仙台駅から約14キロ・快速に乗車すれば17分。伊達政宗が城下町として開発したという仙台は別名「杜の都」と言われ、代表的な定禅寺通のケヤキ並木はイメージそのままの気持ちのいい通りです。

関東地方

●茨城空港(百里飛行場) 【主な行先】中国(上海)
航空自衛隊百里基地の一部を2010年に民間共用化して営業開始した。アクセスの悪さはマイカーであれば駐車場無料、バスであれば東京駅まで2時間程度かかりますが片道500円などの施策でカバーしていてLCCとの組み合わせで首都圏に出かける場合は十分に選択肢の一つになると思います。

中部地方

●新潟空港 【主な行先】韓国(ソウル)、中国(上海、ハルビン)、ロシア(ハバロフスク、ウラジオストク)、台湾(台北)
日本海側で現時点では唯一の政令指定都市である約81万人が住む新潟市中心部の新潟駅までリムジンバスで約25分。

●富山空港(富山きときと空港) 【主な行先】韓国(ソウル)、中国(大連、上海)、台湾(台北)
富山駅まではバスで約20分とアクセスの利便性は高いが、河川敷に造られた空港で施設の拡張が物理的に困難であることと地元との協定で1日の発着便数が15便と制限されていることに加え北陸新幹線の開業で利用者は減少傾向。

●小松空港 【主な行先】韓国(ソウル)、中国(上海)、台湾(台北)
日本海側唯一の航空自衛隊の戦闘航空団・第6航空団の拠点でもあるためILS(計器着陸装置)も完備されていて冬期も24時間体制で除雪されるので天候による欠航は少ない。金沢駅まではバスで約40分。

●静岡空港(富士山静岡空港) 【主な行先】韓国(ソウル)、中国(上海、武漢)
最後の地方空港か?と言われながら2009年に開港。静岡駅まではバスで約50分ではあるが、発着枠の限界に近づく羽田や成田に対して余裕があったため中国系航空会社には人気の空港。

近畿地方

関西国際空港(関西空港)のみです

中国地方

●岡山空港 【主な行先】韓国(ソウル)、中国(上海、香港)、台湾(台北)
ジェット化に対応するために1988年に現在の場所に開港されJR岡山駅からバスで約30分。2002年より羽田線は全日空に加え日本航空も就航し利用者数が増加している。交通手段は自動車しかないが第1駐車場を除く駐車場は無料で利用でき高速道路からのアクセスも良い。

●広島空港 【主な行先】韓国(ソウル)、中国(北京、上海、大連、成都、香港)、台湾(台北)、年末年始は他のエリアへにもチャーター便が運航
広島市街までは約55キロもあり鉄道の乗り入れは無くバスで約60分。所要時間は同程度だが渋滞の影響を受けない鉄道を利用する場合は最寄のJR白市駅までバスで15分。2012年に岩国基地の軍民共用化が実現して岩国錦帯橋空港が開港したため地域によっては羽田線の利用客には魅力が無くなった。また地理的理由で濃霧など急激に天候が変わるためILS(計器着陸装置)が設置されているが東からの進入では利用できず2015年4月のアシアナ航空機の事故は記憶にも新しい。

●美保飛行場(米子鬼太郎空港) 【主な行先】韓国(ソウル)、中国(香港)
航空自衛隊の「美保基地」の滑走路を民間と共用するため航空管制は自衛隊が行い計器着陸に対応している。米子市の中心部まではバスで約30分(11キロ)ほどの場所にあり山陰地方の空の玄関口となる。また、JR米子空港駅までは徒歩5分で米子までの乗車時間は33分。バスの場合は飛行機の遅延にも対応してくれるようですが、鉄道の場合は時間通りの運航となるため状況に応じてどちらを利用するかは判断してください。

四国地方

●高松空港 【主な行先】韓国(ソウル)、中国(上海、香港)、台湾(台北)
瀬戸内海に面し風光明媚で温暖な香川県の県庁所在地である高松市の中心部のJR高松駅まではリムジンバスで約40分(17キロ)。JR高松駅までは2016年2月1日よりリムジンバス車内では無料Wi-Fiサービスが利用できるようになり観光客には評判。香港のLCC「香港エクスプレス」が2016年7月に就航したことでソウル、上海、台北、香港と国際線も四路線が運行されている。

●松山空港 【主な行先】中国(上海)
坊ちゃんや正岡子規などでも知られる文学の街、道後温泉でも有名で四国最大の都市である松山市(人口約51万人)の中心JR松山駅まではリムジンバスで約15分とアクセスの良さも魅力的な四国・中国地方で最多の利用者数を誇る空港。

九州地方

●福岡空港 【主な行先】韓国(ソウル、釜山、大邱)、中国(北京、大連、上海、青島、南京、武漢、成都、香港、マカオ)、台湾(台北、高雄)、フィリピン(マニラ)、タイ(バンコク)、ベトナム(ハノイ、ホーチミン)、シンガポール、グアム、ハワイ(ホノルル)
九州の玄関口となる空港で地下鉄の駅がロビー地下にあり雨に濡れることも無く乗車でき、ビジネスの中心である博多まで5分、商業地域の中心の天神まで11分と利便性は日本一と思われ世界でもトップクラス。羽田、成田に次いで国内第3位の発着回数であるが滑走路は1本のみで限界に近いため2024年運用開始予定とし第2滑走路の増設が決定しました。

●九州佐賀国際空港 【主な行先】中国(上海)、韓国(ソウル)
佐賀県の県庁所在地のJR佐賀駅からバスは運行されていますが飛行機の発着時間に合わせた時刻表となっているので注意が必要です。クルマでの移動が便利ですが羽田・成田からの定期便での到着であれば空港でレンタカーを借りる場合にコンパクトクラスは最初の24時間が2名以上の乗車で1,000円で借りれるキャンペーンを実施中です。各レンタカー会社の空港営業所へ電話での予約が必須となるのでご注意ください。移住前の下見にはLCC+1,000円レンタカーは活躍しそうですね。詳細は空港webサイトでご確認ください。

●熊本空港(阿蘇くまもと空港) 【主な行先】台湾(高雄)
熊本市から北東へ約20キロの阿蘇山の山麓に位置して九州では福岡空港、鹿児島空港に次いで第3位の利用者数。JR熊本駅まではリムジンバスが運航していて料金は800円で所要時間は約1時間。震災の影響でソウル線(t’way)と香港線(香港航空)は未だ運行再開は未定らしいですが、雄大で世界的規模のカルデラがある阿蘇の大自然の魅力をより多くの外国人にも体験して欲しく早期の再開を望みます。

●大分空港 【主な行先】韓国(ソウル)、台湾(台中)
預けた荷物の受け取り場所にあるベルトコンベアを回転寿司に見立てて巨大な握り寿司の模型が流れてくることで有名。地元海産物のウニやエビをPRすることが目的だが2007年に全国で最初に実施したのがここ大分空港。県庁所在地の大分市まではバスで約1時間程度かかりアクセスはいいとは言えません。温泉地として全国的に有名な湯布院まではバスで約1時間、別府までは約45分。

●宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港) 【主な行先】韓国(ソウル)、台湾(台北)、中国(香港)
今から約50年前の昭和40年代は国内新婚旅行のメッカと言えばフェニックス並木が南国ムード気分を盛り上げる「宮崎」であり、1966年には地方空港としては最初に1,800mへ滑走路を延長してジェット機に対応となりレーダー管制も整備されたパイオニアです。宮崎市の中心部までは約5キロでバスで約25分、JRで約10分とアクセスもトップレベル。

●長崎空港 【主な行先】中国(上海)、韓国(ソウル)
1975年に世界初の海上空港とて開業し長崎市内まではバスで約40分程度。海上空港ならではの船を利用すればハウステンボスまでは渋滞知らずで約50分で到着。長崎県と言えば全国で初めて移住先を安く効率的に探すためにキャンピングカーのレンタルというユニークな制度を実施しています。レンタル料は体験メニューに応じて最安値なら1日3,000円!!キャンピングカーと言っても軽自動車ベースのインディ727なので小回りも利き道に迷ってUターンもラクラク。

●鹿児島空港 【主な行先】中国(上海、香港)、韓国(ソウル)、台湾(台北)
奄美、与論島、屋久島など多くの離島へもここから就航しているので九州では福岡空港に次いで年間利用者数は二番目の空港となります。鹿児島市の中心部であるJR鹿児島中央駅までは約40キロありますが高速道路のインターチェンジに近いためアクセスは良好で約40分で到着。鹿児島中央駅から博多駅までは約300キロですが新幹線を利用すれば1時間17分。年間平均気温は19.0°と温暖で一年を通して暮らしやすい地域です。また、約60万人が暮らす鹿児島市の市街地からわずか4キロの桜島は今も噴煙を上げる活火山でダイナミックな姿は国内はもとより世界からも大勢の観光客が訪れる魅力を持っています。

沖縄地方

●那覇空港 【主な行先】台湾(台北、台中、高雄)、韓国(ソウル、釜山)、中国(上海、北京、天津、香港)
季節によっては台風で身動きがとれなくなることもありますが、なんと言っても透明度の高い綺麗な海が身近にあり年間の半分程度は海で泳げる気候は寒さが苦手な方にとっては魅力的な沖縄です。那覇市内の中心地である那覇バスターミナルまではタクシーを利用しても約1,000円で15分程度とアクセス良好です。時間や場所によってはモノレールの利用も渋滞と無関係ですので便利だと思われます。沖縄と言えば花粉症の方には大きなメリットですが杉の木がほとんど無いのでスギ花粉に悩まされている方には避粉地とも言えます。また、アジア好きな方にも大きなメリットがあり羽田から搭乗した場合と那覇から搭乗した場合ではフライト時間が当然ですが2時間程度短いのです。例えば、羽田から台北は約4時間ですが那覇からだと1時間40分で到着するので気軽に遊びにいけますね。

●新石垣空港(南ぬ島石垣空港) 【主な行先】中国(香港)
那覇から更に南西へ約400キロ離れ台湾までは約270キロという位置にあり、亜熱帯気候できれいな海にはマンタが泳ぐサンゴ礁が広がり島の周辺は多くの素晴らしいダイビングスポットがありまさに「南国の楽園」と呼ばれ八重山諸島の玄関口です。旧空港の滑走路は約1,500メートルだったため大型化する航空機の発着ができなかったが、2013年に2,000メートルの新空港が開業し首都圏からの直行便も就航し利便性が改善されました。市街地までは約15キロでバスで30分ほど。西表島、竹富島、与那国島(飛行機も運行しています)などへのフェリーもここ石垣島から就航しています。

国内線のみを運行している空港

北海道地方

釧路空港(たんちょう釧路空港)

女満別空港

札幌飛行場(丘珠空港)

稚内空港

帯広空港(とかち帯広空港)

利尻空港

紋別空港(オホーツク紋別空港)

中標津空港(根室中標津空港)

奥尻空港

東北地方

三沢飛行場

花巻空港(いわて花巻空港)

大館能代空港(あきた北空港)

秋田空港

庄内空港(おいしい庄内空港)

山形空港

福島空港

関東地方

調布飛行場

大島空港

新島空港

神津島空港

三宅島空港

八丈島空港

中部地方

名古屋空港(小牧空港)

松本空港(信州まつもと空港)

能登空港(のと里山空港)

近畿地方

大阪国際空港(伊丹空港)

丹馬飛行場(コウノトリ丹馬空港)

神戸空港

南紀白浜空港

中国地方

岩国飛行場(岩国錦帯橋空港)

山口宇部空港

鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)

出雲空港(出雲縁結び空港)

石見空港(萩・石見空港)

隠岐空港(隠岐世界ジオパーク空港)

四国地方

徳島飛行場(徳島阿波おどり空港)

高知空港(高知龍馬空港)

九州地方

北九州空港

天草飛行場(天草空港)

福江空港(五島つばき空港)

壱岐空港

対馬空港(対馬やまねこ空港)

種子島空港(コスモポート種子島)

屋久島空港

奄美空港

喜界空港

徳之島空港(徳之島子宝空港)

沖永良部空港

与論空港

薩摩硫黄島飛行場

沖縄地方

久米島空港

北大東空港

南大東空港

宮古空港

多良間空港

与那国空港

定期便の運航休止中の空港

礼文空港

佐渡空港

福井空港

八尾空港

岡南飛行場

大分県央飛行場

小値賀空港

上五島空港

粟国空港

伊江島空港

慶良間空港

下地島空港

波照間空港

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