東京への大学集中が若者が東京を目指す原因なのか?

東京の大学を出て東京の会社へ就職すれば高収入を得ることができ、娯楽や文化施設も多数あり刺激的な生活を満喫でき、人も多いので異性との出会いのチャンスも多く地方に住み続けるより東京での生活にはメリットがあると考える方も大勢いらっしゃるようです。

地方から東京圏を目指して転入する人数が転出する人数を超える転入超過数の大半は15~19歳、20~24歳の若者たちであるというデータがあります。
資料出所:総務省統計局住民基本台帳人口移動報告

この移動の理由は

東京の大学への進学
地方大学卒業後に東京での就職

ではないかと推測しますが若者にとっては今も昔も地方に魅力が不足しているのでしょうかね?
確かに世界レベルで考えてもTOKYOはトップレベルでエキサイティングな街の一つであることは私も同感しますし今後もそれは恐らく変わらないと思います。人生のライフステージにおいて若い時には多くのことに挑戦するべきだと思いますので、私は若者が東京を目指すことに対して間違っているとは思いませんが、本当に大切なことは何か今一度じっくり考えることも必要ではないでしょうか?

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ライフステージに合わせて自由にできる移住環境の構築

私が違和感をどうしても感じてしまうのはライフステージに合わせて居住地を変更したり、仕事を変更することに対して否定的な考え方が多い日本社会についてです。
移住してきた理由は東京で何か問題を起こして逃げてきたのではないのか?
本当は東京で挫折して戻ってきたのだろう?
転職が多いのは性格的に問題があるのではないか?
など人のことはほっておいて欲しいと思います。移住や転職についてもっと柔軟で当たり前に誰でも住みたい場所に住んで地方であろうが東京で得たスキルを活かせる場所があれば生活環境は間違いなく地方のほうが良いので東京から地方へという流れも同じレベルで進みヒトやモノの交流が進むと思います。

経済の成熟期を迎える日本の進むべき方向

戦後、奇跡的な復興をして高度経済成長を迎えて日本経済は右肩上がりで発展し素晴らしい国となった一方で東京への人口集中により住宅事情の悪化交通渋滞など生活環境は悪化しました。オイルショックなども乗り越えて日経平均株価は1989年12月29日には38,957円まで上昇し誰もが翌年は4万円を超えると確信していました。いわゆるバブル経済で実力以上に土地や株価が上昇しましたが、このような状態がずっと維持できることはできませんので1990年の日銀による公定歩合引き上げをきっかけに株価は暴落してバブルは崩壊し2008年10月28日には日経平均株価は6,994円まで下落して平成不況に突入しました。

現在はバブル崩壊後の最悪期は抜けたと思われて安定期へと移行していると思います。そして安定期から成熟期へと向かい始めている日本にとって経済成長だけでなく人々の価値観や行動パターンの変化、物質的豊かさより精神的な豊かさに対応する一つとして、東京への一極集中のストップと地方の活性化についてしっかりと将来を見据えた行動が必要だと思います。

東京に大学が集中することは問題なのか?

このような現状のなかで内閣府に設置されている「まち・ひと・しごと創生戦略」いわゆる地方創生本部では2017年2月6日に「地方大学の振興及び若者雇用等に関する有識者会議」の第1回会合が開かれました。
若者の人口大移動の第一段階である大学進学時期の移動に歯止めをかけることが東京への一極集中を是正することになるのではないか?そのための施策として

東京へ大学が集中していることが地方から東京へ若者が流入する原因の一つであるのか?
東京での大学を新設・増設することを抑制する必要があるのではないのか?
地方大学の魅力をアップするためにはどうすればいいのか?
地方の大学を卒業した後に魅力的な就職先や仕事が地方にあるのか?

中間レポートは2017年5月中旬に発表されるようですが、このような議論が活発化されて元気な地方がいくつもあって多様な地方移住のスタイルから人々が選ぶことができる社会になってストレスフリーで精神的に豊かな暮らせることに期待しております。そして子供が減少する少子高齢化時代に世界でも類を見ないスピードで本格的に突入していきますが、安心して生活できる日本へ導いていただけるよう重ねて期待します。

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