ついに来た!!林業大学校が全国的に開校ラッシュ

森林は二酸化炭素を吸って酸素を出し地球温暖化を防ぐ役割があると同時に家屋を建てるためや紙の材料としても貴重な天然資源ですが、日本は国土面積に対する森林の割合はおよそ7割と先進国の中で世界でもトップクラスです。先人たちが維持してきたこの状況を私たちは後世にも残していかなければなりません。

使わなければ基本的には減ることは無いですが、経済の発展のためには伐採しなければなりません。そこで森林の育成には長期間の年月が必要なので国や都道府県が連携して長期的な目標を立てて持続可能な管理をしています。通常の農業なら種や苗を植えて半年程度で収穫できますが、林業の場合は植林して伐採できるまで50~60年というスパンが必要です。

植林してから伐採できるまでは基本的には約50年。さらに良質な材木を作るには80年100年もの歳月が必要とされる木もあります。植林する場所を整える「地ごしらえ」から始まり以下のような工程が1サイクルとなるスケールが大きいやりがいのある仕事の一つだと思います。

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林業の1サイクルとは

下草刈り

植林したばかりの苗木に日光が十分に当らず枯れてしまったりするので雑草などの下草を刈ってあげます。

つる刈り

雑草より大きくなって下草を刈る必要が無くなってもツタなどが幹に巻き付いたりすると成長が阻害されるので取り除く必要があります。

除伐

ようやく10年程度経つと5メートル程に成長しますが、ここで邪魔な木や曲がって育ってしまったり大きく育つ見込みのない木は取り除かれます。

枝打ち

枝も育ってきて隣の木と重なって地面まで日光が当たらなくなるため枝を切り取ります。また、枝を取り除くことで節の無い綺麗な材木となります。

間伐

この時点で植林後20~30年経過ですが、再度、育てていく木を見極めて不要な木は取り除きしっかりと根が張るようにしていきます。これを計画的に何度が行います。

主伐

植林した最初の本数の約1/5程度が生き残り約50年で柱に使えるような太さに成長し製品化するために収穫(伐採)となります。

何十年先の森林をマネージメントしていくとても雄大な仕事ですが林業という業界も高齢化の波が押し寄せてきています。また、全業種の中で最も事故率が高い危険な仕事であることも深刻な人手不足の原因の一つなのでしょうか?
政府の目玉政策でもある「地方創生」で地方が自律的で持続的な社会を創れるようにするために林業の振興は大切なプロジェクトだと思います。
かつては都道府県の条例に基づいて設立されたのが「林業大学校」だが2011年までは長野県・岐阜県・群馬県・静岡件・島根県のみだったが2012年には西日本初の京都府に開校、その後も秋田、山形、岩手、島根、高知、大分、徳島と今は様々な運営母体により開校ブーム?になっている模様。

まさか映画としては面白かったけど「ウッジョブ」の影響が今頃効いてきたのかな?矢口史靖監督の映画は個人的には「ロボジー」も好きですが2017年2月11日には小日向文世さん、深津絵里さん出演の最新作「サバイバルファミリー」がロードショー予定です。

話が逸れてしまいましたが地方活性化の手段の一つとして安全に配慮された林業振興に期待すると同時にバイオマス発電と上手く連携して相乗効果があれば林業の魅力も増すのではと思ってます。

林業が主力産業となっている市町村もありますので研修制度も含め興味のある方は移住希望エリアの行政機関に確認してみてください。

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